プロに聞くイベントのツボ
一緒なら、もっと楽しい。「絆」を深めるみんなの集い。
【顔見知りになる】 顔を合わせればつながれる
「素敵生活」ではさまざまなマンションイベントを誌面でご紹介してまいりました。そしてご覧になった皆様から「楽しそう!」「ウチでもこんなイベントをやってみたい」という声を数多くいただきました。そこで今回は住民同士が出会い、交流するイベント開催のノウハウをご紹介します。
「イベントは住民同士の親睦を深めることだけが目的ではありません。顔見知りになり、会話をかわすことでイザというときお互いに気遣い、支え合うつながりが育まれます」とは、マンションイベントの運営を通じてコミュニティづくりをサポートするコンシェルジュマスターの田上。震災時などはそのつながりこそがセーフティネットになるのです。

【世代を超える】 おじいちゃん世代と孫世代のかけ橋に
これまでイベントが何もなく「何をしたらいいかわからない」という場合には「まず同じ趣味の人が集うサークルづくりから始めるといいでしょう。極端に言えばワイン好きな人3人以上が集まればワインを楽しむ会に。気軽な気持ちでスタートして、それを広げていけばいいのでは」と田上からアドバイス。
また幅広い世代が楽しめる企画を考えることも大切。ご年配の方向けには好きな本を持ち寄る読書会や集会室に集まって談笑する茶話会などもいいでしょう。
おじいちゃん、おばあちゃんがお孫さんにするように、竹トンボをつくってあげたり、折り紙やケン玉を教えてあげる教室などは世代を超えて一緒に楽しめ、ほのぼのとした交流が生まれるきっかけになることでしょう。

【場所を選ばない】 会場はマンションの中でも外でもOK
比較的小規模なマンションでは「イベントをしたくても場所がない」という声も聞かれます。模擬店がずらりと並ぶような夏祭りは確かに無理かもしれません。しかしミニコンサートならエントランスで、趣味の集まりには集会室が使えます。(※管理規約参照)
「会場はマンション内に限りません」と田上。マンションの外で楽しみたいというご希望も多く、最近行われたウォーキング大会は、敷地外で楽しめるイベントとして好評だったそうです。
このイベントはこうと決めつけずに、会場や方法についてもフレキシブルに考えるといいでしょう。

【時間と予算に注意】 開催時期と予算は要チェック
イベントの開催時期にも注意が必要です。管理組合や自治会の役員は1年程度で入れ替わることが多いので、役員の引き継ぎが終わり充分な準備期間をおいてからのイベント開催が無難でしょう。また予算面も考慮すべきです。自治会費などは年間の予算額があるため、イベント費用としてどのくらい捻出できるのか確認して内容を決めることが必要です。

【アイデアで勝負】 お金をかけずにアイデアで勝負!
「お金をかけて豪華にすることだけがいいイベントではありません」と田上は言います。そのマンションの特性に合わせた、オリジナルな手づくり感覚のイベントを行うことが大切なのではないでしょうか。
ポイントは「開催する側も参加する側も楽しめる」ということ。一緒につくりあげる、一緒に楽しむプロセスでの一体感があたたかな「絆」を育みます。













